People In The Box『空から降ってくる vol.9 ~劇場編~』@めぐろパーシモンホール(2017/1/27)

今年のライブ初めが10周年イヤーの幕開けライブなんて縁起がいいね.またしても行こうかどうか迷ってうだうだしてるところを声かけていただきました.ありがたや….

 

初めて行くホールだったけど、キャパ的には1200人くらい入るそうな.チケットはほとんど捌けてたみたいだけど、平日18:30スタートだからか前のほうでもちょいちょい空席があった.確かにちょっと早め.わたしの席はなんと2列目で波多野さん側でした.1列目はカメラを入れていたので2列目が最前列.贅沢過ぎる.

ライブ自体はいつも通りの二部制で、間にダイゴマンがゆくがあるパターン.久々過ぎてそういうのがあるのすっかり忘れていた.

 

一部

・野蛮へ

・見えない警察のための

・数秒前の果物
・さまよう
・空は機械仕掛け
・ニコラとテスラ
・きみは考えを変えた
・昏睡クラブ
ダンス、ダンス、ダン

比較的最近のアルバムからの曲が多め.ステージ後ろのライトが曲ごとに色が変わっていてきれいだった.「昏睡クラブ」とかめちゃくちゃ久しぶりだ…この曲のときに大吾さんが鳥のおもちゃ(ドンキで購入)でリズムを取っててちょっとおもしろな感じになってたけど、やっぱり初期の歌ももっと聞きたい.アコースティックのときは白シャツらしく、板についたきたねみたいな話をしてた.波多野さんが「にじみ出る紳士性が…」って言ってて大吾さんも会場もややウケ.どの曲か忘れたけど大吾さんはコンガとか健太さんはアップライトとか使ってた.好き.

 

一旦メンバーがはけて、恒例のダイゴマンがゆく上映タイム.今回は最近そばのおいしさに目覚めた(?)波多野さんのために安曇野にそば打ちに行っていた.普通に楽しそうだしおいしそうだった.これ見てそば食べたくなった人結構いたと思うの.

 

二部

・木洩れ陽、機関車、果物
・球体
・She Hates December

・新曲
・新曲
・新曲(サビが動物になりたいのやつ)

・冷血と作法
・金曜日/集中治療室

・逆光
・汽笛

アコースティックもいいけれど、やっぱりシンプルにがつーんと演奏されるのがとても燃える.立って聴きたかった気もした.何やってもこれやるの!(うれしい)感がある選曲だった.

She hates~は自分にとっては好きになるきっかけの曲で、始める前にちょっとほろりとくるようなMCをしてくれて感動もひとしお.あんまり過去を振り返るタイプの人たちじゃないと勝手に思っていたのでかなりぐっと来た.十年前のわたしはこの曲聴きたさに福岡まで高速バスで通っていたよ.あと冷血と作法とか金曜日はCD出たとき本当に好きでずっと聞いてたなあとか色々思い出したり.途中のテンポが速くなるアレンジ好き.あとベスト盤(のようなもの)を出しておいて、それに入ってる曲をほぼやりませんと宣言してからの新曲3曲.そういうところが好きだよ!CDになるのを楽しみに待つ.

MCではダイゴマンがゆくのそばの話をしていて、ダイゴマンが安曇野のお土産を座席の下に貼ったからみんなで探そうコーナーがあった.最初誰も見つけられなくて、最終的に座席番号を読み上げてたwお土産自体はわさびマヨネーズとかふりかけだったらしい.いいな!

 

最後はアンコールなしのエンドロールが流れて終わり.今年もこの先も多分ずっと聴いていくんだろうなって思わせてくれるいいライブでした.10周年おめでとうだよ.ツアー楽しみ!